富士山測候所を活用する会

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Home>広報活動>ニュースリリース>富士山測候所で8年目の夏期観測 −観測期間はこれまで最長の60日間に延伸−

富士山測候所で8年目の夏期観測

−観測期間は過去最長の60日間に延長して実施−

2014年6月27日
NPO法人富士山測候所を活用する会


富士山測候所を活用する会では、気象庁から借り受けた富士山測候所庁舎の一部を使い、日本最高地点ならではの研究・教育ができる施設として国内外の多くの研究・教育関係グループに開放しております。今年の夏期観測では、7月1日(火)〜8月29日(金)までの夏期研究観測を実施します。観測期間の延長を求める利用者からの要請も受けて測候所の開所を前倒しし、観測期間を過去最長となる60日間に拡大しました。

多くの研究は夏季に行われますが、一部は引き続き無人で越冬通年観測を行います。観測の特徴は、測候所を日本で一番高い自由対流圏にそびえる観測タワーとして利用する研究、測候所を起点とした富士山におけるフィールド研究、地上とは異なる大気環境を利用した教育・研究と、いずれも富士山頂でなければできないプロジェクトです。

テーマは、地球温暖化に関わる二酸化炭素の計測、PM2.5・水銀などの大気汚染の観測、宇宙線被曝の研究、宇宙に発生する放電発光現象やゲリラ豪雨に伴う雷観測、日本で唯一存在する永久凍土の調査、高山病対策や高所トレーニングなどバラエティーに富んでいます。夏季期間では、研究所、大学などに所属する研究者や学生など、延べ約500名の参加者を予定しております。今年は、新規プロジェクトも5件含まれており、大学生のみで企画・運営される模擬人工衛星運用プロジェクトもあります。

なお、当会は多くの専門家による分野横断的なアプローチで成果・ノウハウを共有化し、富士山測候所を「新しいタイプの開かれた研究・教育の拠点」とすることを目指しています。


1.期 間:  7月1日(火)〜8月29日(金) 延べ60日間

2.場 所:  富士山頂および周辺地域(山麓太郎坊を含む)

3.プロジェクト: 16事業(研究10、活用2、トライアル4)

4.参加者数:  延べ500名(予定)

5.その他:  夏期観測期間中は山頂に学術科学目的で設置した2台のライブカメラによる映像を当会のHPから配信いたします。


■本件に関するお問い合わせ先
事務局:   TEL:03-3265-8287 FAX:03-3265-8297
E-mail:npofuji3776@yahoo.co.jp



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