契約期 |
年度 |
発生回復月日
|
事故状況
|
原因・対策処置
|
第1期
|
2007年 |
7/1 |
環境省バイオトイレ分電開始 |
|
2008年 |
[知得]5/16 [補修]6/8~ [回復]7/3 |
送電線電柱#58~#69が折損、電線切断 架空送電線巡回点検で、富士山頂庁舎に電力を供給している送電線電柱のうち、12本の折損/倒壊を発見。
|
気象庁の許可を得て、7月10日の使用開始直前までに緊急の復旧工事を実施。 |
|
[知得]7/03 [補修]8/20~9/12 [回復]9/12 |
7.8合ハット屋根補修
送電線巡回点検で7.8合ハット内屋根垂木が腐敗、折損しているのを発見。 |
ハット内天井支持補修(屋根受け材を設置、単管パイプ・ジャッキにより持ち上げ) |
2009年
|
|
|
|
第2期
|
2010年 |
[補修]6/21~ [回復]7/12 |
#1柱キュービクル開閉器焼損,#36電柱折損ほか
|
[原因]落雷(春の嵐) |
2011年 |
[回復]7/7 |
送電線電柱#70架線切断 |
[原因]風による搖動で架線が金属疲労 [処置]ジャンパー線で接続 |
2012年
|
[発生] 8/15 21:43
[回復] 8/16 9:55 |
山頂12時間停電
夜間21時43分山頂電気が突然停電となり、翌朝、太郎坊にある1号キュービクル遮断機を再投入して回復。
|
[原因]キュービクル内でネズミが回路に接触し地絡したため。 [対策]小動物侵入防止のためキュービクルの扉を補強(翌年開所前に実施)
巨大原発と富士山を止めた小動物(2013.3.20)
再開したネズミとの攻防戦(2013.7.10) |
第3期
|
2013年 |
[発生] 8/11 15:35 [回復] 8/11 20:55 |
山頂5時間停電 |
[原因]御殿場市内落雷による東電側停電 東電の停電(もらい事故)による山頂停電は2007年にNPOが借用して以来初。 |
2014年 |
7/10 |
小山町電化使用開始 送電線#71柱から須走口五合目駐車場、山小屋等へ分岐送電。 |
|
|
[知得]7/31 [回復]8/21 |
山頂銀明館付近で高圧埋設ケーブル損傷
山頂奥宮と銀明館の間に敷設してある高圧6.6KV送電線ケーブルが約4mにわたり露出し、外部を覆っているポリエチレンが剥がれた状態で発見。
|
[原因]除雪作業等で重機による損傷(推定) [対策]気象庁の許可を得てポリエチレン外皮を4mにわたり剥がし防止テープで補修し半割鋼管で保護。 富士山を上る海底ケーブル(2014.10.31)
|
2015年 |
[知得]6/24 [回復]7/8 |
山頂NTTハット‐馬の背ハット間で高圧埋設ケーブル損傷 開所一週間前の事前点検で山頂から通電試験を行おうとしたところ3相のうち1相が地絡状態であることが判明。
|
[原因]工事作業等で重機による損傷(想定) [対策]損傷個所を特定し当該箇所を切断除去しケーブルをジョイント。 [影響]7/1予定の開所が1週間遅れの7/8となった。 |
2016年 |
4/1 |
電力購入先を東京電力からエネットに切替 |
厳しい制約下の研究を支える電力に問われた”条件”とは(エネット公式ウェブサイトへリンク) |
|
[知得]5/25 [回復]6/15-6/20 |
架空送電線#70号柱‐#71号柱間に大量の土砂堆積
架空送電線高が2.5㍍程度となり、入山者がステッキで届く危険なレベルとなっていることを発見。
|
[原因]雪解け水により大量の土砂が流された [対策]当該区間約8000立米の土砂を重機で整備し、5.5㍍高を確保。 *4月12日の架空送電線点検(関電工実施)では#1-#73区間は異常がなかったので、その後発生したものである。 大量の土砂に埋もれる架空送電線路(2016.6.28)
|
2017年 |
[知得]2016/6/22 [回復]2017/6/22 |
2.8合ハット内部の支柱・梁の木材が折損・位置ズレ・腐食
|
[原因]湿気による腐食と土石流による衝撃(推定) [対策]6/22 ハット内天井部を単管パイプで押し上げる形で補強した。 開所に向けて第一関門をクリア…2.8合ハットの内部補強完了 (2017.6.22)
|
2018年 |
[知得]2017/4/ [回復]2018/4/18 |
架空送電線全区間にわたり樹木が覆いかぶさり支障 |
[原因]樹木の枝の伸長 [対策]当該区間の支障樹木を全て伐採処理。
|
|
[知得]2018/6/19 [回復]2018/8/10 |
馬の背ハット石積みの一部崩落
|
[原因]土石流(推定) [対策]山頂班が石を積み戻し。
|
|
[知得]2018/4/16 [回復]2018/5/11 |
架空送電線#70号柱‐#71号柱間に大量の土砂堆積
架空送電線高が2.1㍍程度となり、入山者が手で届く危険なレベルとなっていることを発見(2年前と同事象)
|
[原因]雪解け水により大量の土砂が流された(推定) [対策]当該区間約12,000立米の土砂を重機で整備し、5.3㍍高を確保(電気技術基準5㍍以上)。
*2年前に同一場所で発生している。
|